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エボラ出血熱の症状緩和や予防、治療方法は? [エボラ出血熱 症状 予防]

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エボラ出血熱とは出血性を伴う致死率が非常に高い病気です。

最初に発症した男性の出身地が当時のザイールのエボラ川付近であった事から
このウイルスの名前がエボラウイルスとなりました。

数個のウイルスが体内に入っただけでも発症するとされている
脅威のウイルス(正式名称:エボラウイルスエアロゾル)ですが
どのようにして予防をすれば良いのでしょうか?
また、発症をしてしまった場合、症状を緩和する術はあるのでしょうか?

そのあたりについて解説をしてきます。


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現在の調査では、エボラウイルスは空気感染しない、という報告があります。

つまり、触れる事さえしなければ感染はしないという事です。




基本的に意識すること

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空気はしないものの、触れれば感染します。

誰がエボラウイルスを持っているのか、どこにウイルスが付着しているのかはわかりませんので、

人ごみを出来る限り避ける必要があります。



予防に有効な手段

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また家から帰ってきたら、石鹸を使って手を洗ってください。アルコール分を60%異常含んでいるハンドジェルでも代用が出来ます。

眼鏡やマスク、手袋なども予防に有効だとされていますが、これらを装着しているからといっても、むやみに物に触れるのは避けた方が良いでしょう。

また、マスクはフィルター性能の高い『N95以上』の使用がオススメです。

N95とは0.1~0.3μmの微粒子を95%以上除去できる性能を持っています。それ以上の性能の物も他に8種類あり、最高で『P100』というマスクがあります。



口内を守る手段

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受容体のHSPA5 (GRP78)がエボラウイルスの感染に使われると特定されています。

そのHSPA5の働きを阻害するものに、没食子酸エピガロカテキンというものがあり、これはお茶などに含まれているカテキンの一つです。

つまり、お茶でうがいをする事がエボラ感染予防に効果がある可能性があります。既にお茶でのうがいはインフルエンザの対策としても使われている手段ですので出来る方はここまでやれるとより一層の予防につながるでしょう。

しかし、これは口からの感染を予防したものですので、鼻からの感染は予防できません。



感染した後に症状を緩和させるには?

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残念ながら現在は症状を緩和させる有効な医薬品やワクチンなどは確率されていません。

しかしながら、エボラ出血熱に感染した後に、症状が回復したケースもあります。
その回復したケースを持つ元患者にはエボラ出血熱の抗体がありますので元患者から取り出した血液や血清を、患者へ投与する事が唯一の治療法とされています。

1995年にコンゴで感染が起きた際は、8人に抗体がある血液を投与し、7人が回復しています。

つまり、感染後には出来るだけ早く病院へ行き、血液を投与してもらう事が唯一の回復方法なので

す。


初期症状はインフルエンザに近いものですので、エボラウイルスである事がわかりずらいですが、他の記事もご覧頂き、エボラ出血熱について知って頂く事で早急な発見と回復が可能になるかと思います。


⇒潜伏期間について

⇒初期段階について

⇒末期症状について



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