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エボラ出血熱をわかりやすく解説! [エボラ出血熱とは?]

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エボラ出血熱と『エボラウイルスエアロゾル』によって引き起こされるウィルス性の病気です。

感染してしまうと死亡する確率は最大で90%、半数は死亡している状況です。


感染からの流れは


・潜伏期間
(2日から3週間)
この段階で目立った症状はなし


・発症


・初期症状
(発症から1~3日目)
インフルエンザに似た症状になり極度の脱力状態となる。


・中期症状
(発症から4~7日目)
嘔吐、下痢、血圧低下、頭痛、貧血などが起こる。


・末期症状
(発症から7~10日目)
内出血や外出血が見られ意識混濁。昏睡状態やショック状態に陥り死亡する。


潜伏期間は比較的長い場合がありますが、一度発症をすると進行が早い場合1週間で死亡してしまうという事です。

症状の具体的な話ついては下記のリンクからご覧下さい。
⇒潜伏状態について
⇒初期症状について
⇒末期症状について
⇒写真で見る※画像注意


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エボラウイルスの名前の由来は、ザイールのエボラ川から取られました。

この川の付近に住んでいた男性が、この病気にかかって死亡したのがきっかけです。

現在、感染者が多く確認されている地方は西アフリカ。

ザイール、ウガンダ、スーダン、コンゴ、コートジボワール、ガボン、ギニアなどです。

イギリスやスペイン、アメリカでも感染者が確認されていますが、まだ日本では確認されていません。



感染する原因は?

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現地に生息しているコウモリが感染源のようですが、詳細はわかっていません。

エボラウイルスは鳥類にも含まれているとの事ですが、現地民がきちんと調理をせずに食したりする事で人間に感染をしたのでは?という説もあります。

空気感染はしないという説が有力で、エボラウイルスに感染した動物の身体に直接触ったり、体液に触ったりすると感染してしまうようです。

⇒アメリカでの感染について
⇒日本への感染の可能性は?



治療法について

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現在はまだ人間に対して有効なワクチンは確立されていません。

サルを使った動物実験では有効な結果が出たワクチンが開発されたそうですが、人体でも同様な結果が出るか

はまだ検証段階のようです。

インフルエンザの治療薬を使用すると有効であるという説もありますが、それも不明。

ただ、エボラウイルス感染者の中には自力で回復をした人がいるようで、その人の中にあるエボラウイルスの抗体を持つ血液を、患者に輸血する事が一番の治療方法だと言われています。

⇒予防や治療について


エボラ出血熱はまだ不明な点が多く、医療機関でさえ頭を悩ませるウイルスですが、日々進化する最新の情報を皆さんも知る事で、世界中の全員で感染拡大を防ぐ意識を持つ事が大切ですね。

万が一、エボラウイルスに感染したかも?と思ったら、『特定感染症指定医療機関』へ行き、早急に処置を受けるようにしましょう。

現在、日本国内ではエボラ出血熱に対応できる医療機関が45か所あるようです。

こちらの厚生労働省のページから確認が出来ますので、お住まいから一番近いところを確認しておいた方が良いかと思います。

⇒特定感染症指定医療機関のリスト


■エボラ出血熱をもっと知る
⇒潜伏状態について
⇒初期症状について
⇒末期症状について
⇒予防や治療について
⇒アメリカでの感染について
⇒日本への感染の可能性は?
⇒症状を写真で見る※画像注意




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