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エボラ出血熱 症状の初期段階を見抜く! [エボラ出血熱 症状 初期]

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まず、エボラ出血熱を知らない方の為に概要を簡単に説明します。


エボラ出血熱の概要


エボラ出血熱とは、フィロウイルス科エボラウイルス属の
ウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症。出血熱の一つです。

発病者が出た地域に流れている西アフリカにある川の名前『エボラ川』から命名されました。

エボラウィルスに感染すると50%~90%の確率で死亡するとされている 非常に強力な史上最悪のウィルスです。


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感染するとどうなる?

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エボラ出血熱は空気感染しないので、何らかの形でウィルスと接触をすると感染します。

専門家のバデリア博士の解説では

『いったんエボラウイルスが侵入すると細胞内に入り込み、自己複製する。その後、私たちの細胞 を破壊する特定のたんぱく質を作り出すのです。このたんぱく質はエボラウイルス糖タンパク質と 呼ばれ、血管内で細胞に付着します。それにより血管透過性が高まり、血管から血液が流れだしま す。このウイルスは体内の血液を凝固する能力に異常を引き起こします。』

と言う事です。


つまり、エボラウイルスが私たちの血管細胞を破壊し出血させるという病気なのです。
しかも、本来人間が持つ『血液を固めるチカラ』にも異常を発生させるという二段構え。

出血の症状が外側から見て出ていない患者でも、体内の血管から出血している場合もあるので
出血性のショックから死亡するケースもあります。

また、特効薬が無く治療法がまだ確立されていないので、感染すると高確率で死に至ります。



初期症状は?

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発症してから最初の数日は、インフルエンザに似た症状が現れます。
さらに、重度の脱力状態に陥ります。

その原因は『サイトカイン』と呼ばれる分子にあります。

エボラウイルスに細胞が感染し破裂するたびに内容物を放出し、それによるダメージとウイルス粒

子がサイトカインと呼ばれる分子を活発化させます。サイトカインは炎症反応を引きこ起こすので

それによって体は外部からの攻撃がある事を知ります。

しかし、エボラ患者の場合は、過剰なサイトカインの放出がされてしまうので、インフルエンザに似た症状を引き起こします。

これがエボラ出血熱の初期症状です。

発症から4日経過したあたりから、嘔吐、下痢、血圧低下、頭痛、貧血などが起こり始めます。


眼球や歯茎からの出血など、大規模な出血を伴う事で知られていますが、実際はそこまでの出血を

伴う患者は少なく、20%に留まっていますが、出血に至る前に死亡してしまうケースも少なくあり

ません。

いかにして初期段階を見抜き早急な治療を施せるかが
生存率を上げる事のひとつのポイントになりそうです。



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